みなさん正しくごみの分別できていますか?
完璧に分別が出来てる!という人は99%いないと思います。
なぜかと言うと分別の種類が恐ろしく多く、そして細かいからです。
全部覚えるなんて不可能に近いです!
なので今回は最低限知っておくと便利な分別に関する情報をおしえます。
- 燃えるごみ
- 燃えないごみ
- 資源ごみ
この3つのごみの分別種類を確認
それから知っておくと便利なお得情報を順番に解説します。
普段仕事でごみを収集しているプロ目線での
「これは絶対にやらないほうがいい!」と思う部分をピンポイントに解説しているので、最後まで読んで、これからのごみ捨てに役だてて下さい。
燃えるごみ
皆さんが毎週捨てている燃えるごみです。
画像で確認してみます
出典:https://www.city.kurayoshi.lg.jp/photolib/kankyou/11846.pdf
※こちらは見やすいものを引用しています。お住いの地域によって分別のルールが違いますので、詳しくは、「ごみカレンダー」を確認して下さい。
上の画像は一般的な燃えるごみの収集内容になっていますので、軽く確認して下さい。
燃えるごみだけで、種類が多くて嫌になっていませんか?
しかしごみ出しのルールを覚えておかないと、ごみを収集されない可能性もあります。
えっ? ごみを取ってもらえないってこと?
そのとおりです!ごみ収集の仕事には「収集できません」のシールを貼ることもあります。
一度くらい見たことがありませんか?
自分のごみだけ赤いシールを貼られて残されていらた、ご近所の目が気になる人は結構恥ずかしいと思います。
そうならないために、収集のプロから見たNG行為を見ていきましょう。
ごみ袋からはみ出している
上の画像にもありますが、木材や木の枝が袋からはみ出していると収集されない可能性があります。
理由としては
- 収集する人がケガをする恐れがある
- 収集車が故障する恐れがある
- ごみ袋に入るのが最低条件
の3つです。
収集する人がケガをする恐れがある
ごみ収集車は油圧で回転盤を回し、圧縮しながらごみを詰め込んでいく仕組みになっています。
回転盤でごみを砕く際に、破片や水気が収集する人に向かって飛んでくることがあり、大変危険な作業なんです!
安全第一で仕事をしていますが、毎年一定数の事故が起きています。
作業している人の安全を守るためにも、正しい分別をお願いします。
危険な仕事なのね! ごみを出す人も注意しないといけないわね。
人も大事ですが、パッカー車も大事な仲間です。硬い木材や長い木の枝を一度に出されると、車の故障の原因になります。
私も実際の仕事中に油圧ホースが破れたり、回転盤を回すチェーンが切れて仕事が中断したことがあります。
その日の仕事は遅くなるし、車の修理代はかかるしと散々な一日になってしまいます。 泣
いつも凄い勢いでごみを食べてるけど
無理をすると壊れるんだな。
当然ですが、ごみ袋に入りきれてないと置いていきたくなります。
ちゃんと袋に収まる出し方をしましょう。
よし!正しいごみの出し方を覚えて
実行していくぞ!
長い木材や木の枝などの正しい出し方ですが
- 細かく切ってしまう
- ごみ袋に入れすぎない
この2点に注意しておけば大丈夫です!
えっ? これだけでいいの?
はい!これだけです。簡単でしょう?
もっと正確に言うと木材や木の枝は一辺が10㎝以下にして、一回でまとめて入れると車の故障の原因になるので、何回かに分けて出してください。
お得情報:長いゴムホースやロープ、大きいブルーシート・毛布・絨毯なんかも10㎝以下に切ってもらえば、収集できます。 これは収集する人によって違いますが、個人的にはテーブルや収納タンスなんかでも細かくして出してもらえば、持っていきますよ。
要は、努力した後が見えれば収集してもらえる可能性が高い!
という事です。
燃えないごみ
出典:https://www.city.kurayoshi.lg.jp/photolib/kankyou/11846.pdf
次は燃えないごみです。
上の画像では月一となっていますが、月に2回の地域もあり出せる曜日も違いますので確認をお願いします。
燃えないごみの注意点ですが、間違って燃えるごみに入れない事です。
さすがにそれは間違えないでしょう。
そう思いますよね?さすがにビンや缶といった分かりやすい物はたまにしか入っていませんが、次のような物はよく混ざっています。
- 化粧水の空きビンや口紅
- 髭剃り・カミソリ
- 電池
どうですか?無意識に捨てていることがあるのでは?
・・・確かに捨てたことがあるかも
正直細かいところまで出来ている人はめったにいないと思います。化粧品や調味料のビン容器は一度中を水ですすいで出さないといけないので手間がかかります。
一番いいのは分別しない仕組みを作る事です。
要するにビンの容器をなるべく買わない!
プラスチックの入れ物にして、詰め替え用のビニール製パックで中身を足していくようにすればビンを減らすことができます。
単純ですがそれだけに効果は高いのでおすすめです。
見た目やブランドにこだわりのある人は、諦めて分別しましょう!
資源ごみ
出典:https://www.city.kurayoshi.lg.jp/photolib/kankyou/11846.pdf
最後は資源ごみです。
再生して使えるもので、資源へと変わる大事な分別です!
なのに燃えるごみに沢山入っています。特によく見るのが
- 古着
- 雑誌・本・教科書
- 発砲スチロール
どれも勿体ない捨て方をしています。
何が勿体ないのか?順番に解説していきます。
古着
季節の変わり目になると2~3袋を全て服でパンパンにして捨てられている事が多いです。
これは大変勿体ないです!
勿体ないけど、もう着ない服があっても邪魔になるだけだし。
別に捨てるなと言っていませんよ?
たとえばリサイクルショップやメルカリで売ってみてはどうでしょう?数百円にでもなれば儲けですし、ごみ袋代の節約にもなります。
売れ残ったぶんだけ資源ごみの日に捨てるようにしましょう。
雑誌・本・教科書
これも古着と考え方は同じです。
ブックオフやメルカリなんかで販売すればおこずかい稼ぎになってお得に処分できます。
次に買う人も安くほしい物が手に入るのでwin-winのになります。
それに本や雑誌って、「めちゃくちゃ重い」じゃないですか!捨てる人も収集する人も大変なんです。
そこでフックオフの出張買取サービス、ご自宅まで来て査定・買取をしてくれる便利なサービスがあります。
本や雑誌は重くて持っていきたくない!
こんな人におすすめのサービスです。出張費・査定料は無料なので是非やってみましょう。
発泡スチロール
発砲スチロールだけは「絶対に燃えるごみ入れないで下さい!」
なぜかと言いますと、ごみ袋代が高くつくからです。
大型の家電を買ったことがある人はわかると思いますが、発砲スチロールってなかなかコンパクトにならないんです。細かくするのも手間で作業中にくずが出て散らかるし、適当に袋詰めすると隙間ができてごみ袋がすぐに満タンになってしまいます。
結果少しの量を捨てるのにごみ袋を2~3枚使用してしまい勿体ないです。
そうは言っても。 邪魔になるから
捨てるしかないしなぁ
もちろん捨てて大丈夫!ただし捨て方を工夫しましょう。
お住いの地域に「○○リサイクル」や「エコ○○会社」といったリサイクル専門の会社はありませんか?
リサイクル専門の会社は古着・雑誌・本・発泡スチロールを直接持ち込み出来る場合が多いです。
しかも無料で引き取ってくれます。
もって行く場合の注意点ですが
- 生ごみの汁やジュースをで汚れている
- 製品シールが貼ってある
- 古くてボロボロ(色も黄ばんでいる)
こんな状態のものは断られる可能性が高いです。
汚れや臭いは水ですすいで落としておく、製品シールは剥がしてください。あまりにも古いとリサイクル出来ないないので、その場合は燃えるごみでだして大丈夫です。
各会社によって引き取ってくれる基準が違いますので、事前に電話などて確認しておきましょう。
まとめ
今回の記事では
- 燃えるごみ
- 燃えないごみ
- 資源ごみ
3種類のごみの間違った捨て方と、覚えておくと得する捨て方を解説しました。
どれも簡単に実践できて、すぐに効果のあるものばかりです。
お得情報に関しては、家族や友人にシェアしてあげれば喜ばれます。
正しく分けて、正しく捨てましょう。それではまた!